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 2004
川崎の風景(4月)

川崎の風景「桜の頃に」(2004年4月)


 この写真は、2004年4月に新規に購入したZuiko Digital11-22mmと50-200mmのテストを目的に撮影したものです(撮影場所はすべて川崎駅周辺)。画像はOLYMPUS E-1でRAW撮影したものをOLYMPUS Studioで現像しました。レタッチすれば見栄えがマシになる絵も多いかと思いますが、あえてノーレタッチで掲載しています。

 E-1の出力した画像は、モニターで等倍に拡大してみると、いまいちパッとしません。画像のエッジがぼけているような感じで、シャープネスが足りない印象を持つ人が多いと思います。しかし、プリントしてみると、きっと「印象は大きく変わるでしょう。たぶんE-1のデフォルトの出力画像は、プリント向けにチューニングされているのだろうと思います。実際にA4版程度にプリントしてみるとモニターで見た不満は杞憂だったことがわかります。エッジが実になめらかで、立体感のある写真が仕上がります。もしモニターで見ることを前提にするのであればシャープネスを上げて撮影するか、アンシャープマスクを施した方がベターでしょう。

 さて、今回の写真を整理していて思ったのですが、私の撮影した写真って、ほとんどが「縦」なのです。昔からこうだったかなぁ?・・・と思って、以前にEOS10Dを使っていた頃の写真を見てみたのですが、・・・たしかに縦位置の写真も多いものの、全体で見ると半々くらい。E-1になってから縦位置の写真が飛躍的に増えたことに改めて驚きました。これは、E-1の画像フォーマットが4:3のため、縦位置の構図の納まりがとても良いことに起因するのでしょう。

 50-200mmの画像もたくさん載せたかったのですが、残念ながら川崎では出番があまりありませんでした。ただし、他の機会に使ってみたところ、実に高性能なレンズであることを改めて実感しました。絞り開放からシャープだしコントラストも高く、高品位な画像が得られます。大きさにネックはあるものの、目的さえ合致すれば素晴らしい相棒になるレンズでしょう。そして今回の主役である11-22mmも、素晴らしく良いレンズです。広角派の人だったら買って損はなし。標準ズームとしてオススメします。



■桜の頃に

 川崎駅西口の階段を下ると、そこはもう桜並木である。4月はじめ、例年よりも早く桜は満開になった。この日は、ZUIKO Digital 11-22mmF2.8-3.5を買ったばかり。早速、新しいレンズを着けて桜を写しに行った。(E-1 11-22mm)
■ソリッドスクエア
 コンピュータが好きな人ならご存じだと思うけど、DELLが入っているビルがこの「ソリッドスクエア」である。この季節は、桜の木の下では、シートを敷いてお弁当を食べたりする家族も多い。
■アトリウム

 ソリッドスクエア内のアトリウム。コーヒーを飲みながらのんびりするには良いところ(E-1 11-22mm)
■ルフロン川崎
 照明が組み込まれた階段に、ネオン管のシャンデリアが空から降りそそぐ。西武デパートが撤退して、その後にはヨドバシカメラが入った。(E-1 11-22mm)
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